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綾野剛主演映画「日本で一番悪い奴ら」の原作の実話、「稲葉事件」とは!?

俳優の綾野剛が25日、都内で行われた主演映画「日本で一番悪い奴ら」の初日舞台あいさつに登壇しました。映画の原作本「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」は、「稲葉事件」と呼ばれた道警最大の不祥事の中心人物・稲葉圭昭警部(当時)が出所して書いたノンフィクションなのです。
それでは、2002年に大騒動となった「稲葉事件」とはどんな事件だったのでしょうか?


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稲葉事件とは?


映画「日本で一番悪い奴ら」のモデルとなった人物は、原作本著者の稲葉圭昭氏になります。(映画での主人公は諸星要一)



稲葉事件とは:
2002年夏に稲葉氏が
・覚せい剤取締法違反容疑(所持・使用)
・銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑(拳銃の所持)
により逮捕、有罪判決を受けた事件を指します。
しかし「稲葉事件」はただ「現職警官の不祥事」という理由で騒がれたわけではありませんでした。
事件の背景には北海道警察、ひいては日本の警察全てに蔓延する「腐った裏の制度」があり、稲葉事件はそれら警察組織の暗部を明るみに出すきっかけとなったのです。
さらに、2003年には稲葉事件に端を発した「北海道警裏金事件」も発生しており、警察組織の威信は地に落ちたのです。


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事件の背景



稲葉は北海道門別町出身で、北海高等学校、東洋大学では柔道部で活躍していました。1976年に道警へ入り、暴力団捜査に携わっています。
警察庁は1993年頃から全国の警察へ大号令をかけた銃器摘発キャンペーンを受け、道警は1993年4月、防犯部に銃器対策室を設置し、稲葉は旭川中央署から初代捜査員の一人として配属されたのです。
2001年4月に警部へ昇進し、生活安全特別捜査隊へ異動するまでの8年間で、稲葉は約100丁近い拳銃を押収しています。その多くは、誰が持ち主かわからないまま押収される「首なし銃」と呼ばれる拳銃であり、そのほとんどが捜査協力者との裏取引で手に入れたものであったのです。
稲葉は暴力団員らと接触して捜査協力者を増やし、情報入手のために飲食代を負担したり小遣いを渡したりしていたが、資金の工面に困るようになり、協力者とともに拳銃や覚せい剤の密売に手を染めるようになっていったのです。
稲葉は密売で手に入れた金を、交際していた巡査部長との交際費や、外車の購入にも使っていくようになりました。
また、稲葉氏はストレスから自身も覚せい剤を使用するようになり、そして、2002年7月、稲葉氏は捜査協力者の1人「W」からの密告により、逮捕されたのです。

ただし、稲葉事件とは決して「個人の犯罪」を指すものではありません。稲葉氏が犯罪に走ったのも、そして犯罪を実際に遂行できたのも全て「警察組織」が関わっていたからに他なりません。
稲葉氏は著書の中でガサ状なしの家宅捜索、クビなし拳銃の押収など道警の違法捜査の数々を暴露していますし、実際の稲葉事件の余波により、犯罪に加担した多くの警察関係者が処罰を受けています。

まとめ


「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督は、「(警察の組織的・計画的犯罪という)テレビではまず放映できないネタ。今の日本映画ではなかなかできないことをやった自負はあります。はたしてそれがどう受け入れられるか、公開を前に高揚感を感じています」と語っています。際どい内容、しかも実話をモチーフにしているとあって、かなり期待できる作品になっているのではないでしょうか。


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